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ダイビング用語集

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BCD

BCDスクーバダイビングに使用する浮力調整装置で、Buoyancy(浮力) Compensator(補償装置)のアクロニムである。
BCD(Buoyancy Control Device、ボイヤンシー・コントロール・デバイス)とも呼ぶ。
本体となる空気袋と、身体に装着するためのハーネス、空気タンクから空気を送り込むための吸気弁、内部の空気を排出するための排気弁からなり、さらに通常は空気タンクを固定するためのハーネスと一体となっている。空気袋を背中側に設けたバックフロートタイプ、胸側に設けたホースカラータイプ、前後に設けたジャケットタイプ、ベストタイプなどに分類され、それぞれ一長一短がある。

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レギュレーター

レギュレータータンクに充填された高圧の呼吸ガスを呼吸に適した圧力まで減圧する装置である。通常1stステージ、2ndステージの2部分からなる。
【1stステージ】
タンク内のガスを8-11気圧に減圧する部分である。大きく分けてスタンダードピストン、バランスピストン、バランスダイヤフラムの3形式があるが、いずれも基本原理としては、減圧後のガスが一定の圧力に達したときにバネにより開かれていた弁が閉じる構造になっている。一部のメーカーではダブルピストンやムービングオリフィスバランスなどの特殊な形式も採用されている。
【2ndステージ 】
1stステージで減圧されたガスを呼吸に適した圧力まで減圧する部分である。ダイバーが息を吸うことで、内部の圧力が周囲の水圧よりも低くなったときに、テコの作用により弁が開く構造になっている。他のダイバーに空気を提供する必要が生じた場合に備え、予備の2ndステージ(オクトパスと称する)を携行する場合が多い。

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オクトパス

オクトパスオクト:予備のセカンドステージ=セイフティセカンドの俗称・オクトパスを縮めて言う言葉。
エア切れになったダイバーに空気をあげる以外にも、自分のセカンドステージにトラブルが生じた際の代替としての役割りも果たしてくれるので、滅多に使うことはないとしても装着するのがいいでしょう。

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タンク

タンク呼吸用のガス(通常は空気)を圧縮して携行するための容器である。 日本語ではボンベと呼ばれることも多いが、英語ではtank(タンク)、bottle(ボトル:瓶)、ないしはシリンダー(cylinder:円筒)と呼ばれる。
重量の軽いアルミニウム製のものが用いられた時期もあったが、現在ではスチール(鋼鉄)製のものが多く用いられている。
内容積は6Lから15L程度で、日本では10Lのものが多い。充填圧力はかつては150気圧が標準であったが、現在は200気圧が標準的である。テクニカルダイビング用としては300気圧のものも一部用いられる。




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マスク

マスク水の屈折率は空気のそれとは大きく異なるため、角膜が水に接している場合正常に物を見ることができない。
この問題を解決するために、周囲の水と角膜の間に空気の層を設けるための器具がマスク(水中眼鏡)である。

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スノーケル

スノーケルシュノーケルとも言う。
顔面を水に漬けた状態で呼吸をするためのJ字型の管である。 スクーバダイビングでも目的地点付近までは水面を移動することが多く、タンク内の空気を節約するために使用される。










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フィン

フィン足ひれとも言う。
人間が最も大きな力を出せる脚部の運動を推力に変換することで、水中や水面を効率良く移動するための器具である。
フィンを足に装着する際に、足を入れる部分をフットポケットと言う。
フィンの種類は様々だが、このフットポケットは2種類に分けられる。
【オープンヒールタイプ(ストラップタイプ)】
これは、かかとの部分をストラップで留めるタイプ。かかと部分の皮膚との摩擦を防ぐため、マリンブーツを着用の後、装着する。
【フルフットタイプ】
これは、フットポケットがかかとの部分までを覆っている。主に、素足に装着する。 フィンの硬さや長さ、素材などにより、様々な種類が発売されているが、自分の脚力とダイビングスタイルに合ったものを選ぶことが重要とされている。

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ブーツ

ブーツ足部を保護するためのクロロプレン生地と、ゴム製の底からできた靴である。整備された砂浜以外の環境では、水底の物体で足に外傷を負うことを防ぐため、着用が必須である。
ゴム底の形状から動きやすいラダーソールと滑りにくいデッキソールに別れる。


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グローブ

グローブ主に手の障害防止を目的に着用する。水温により、織物製、クロロプレン生地製、また低水温や汚染水域用にゴム製でドライスーツ本体と一体化したものなどさまざまな形式のものが用いられる。
保護されているという意識からダイバーが水底の物体に不用意に手を付くようになり、自然破壊につながるとして、グローブを着用することを禁止している地域もある。


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フード

フード体温の損失を防ぐため頭部から首に着用する。水中において、血行量の多い頭部からの体温損失は、全身からの体温損失の20%を占めると言われており、常時水中での活動となるスキューバダイビングではそれほど低い水温でなくてもフードの着用が必須である。通常クロロプレン生地製であるが、低水温や汚染水域用にはドライスーツ本体と一体化したゴム製のものもある。



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ダイブコンピューター

ダイブコンピューター水深の履歴から減圧の必要性、手順などを計算しダイバーに指示する電子機器である。略してダイコンとも言う。
ダイビングから上がった時、減圧症を防ぐため、体に溜まった窒素があとどれくらいで抜けるかを計算する必要がある。これまでにはダイブ・テーブルを利用して計算していたが、ダイビングコンピューターを利用すると、その計算の手間が省ける。


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ウェットスーツ

ウェットスーツ:ワンピース内部に気泡を含むクロロプレンゴム製の生地からできた、身体に密着する衣服である。生地の厚みは通常2-7mmであり、厚いものほど保温性に優れるが、反面運動性は制限され、かつ浮力が大きくなって、ダイビングにおいてはより多量のウェイトが必要になる。 日本では、ダイビング用では5mm、サーフィン用では3mm程の厚さのものが最もよく使われている。水中では内部に水が浸入するが、適切なサイズのものを着用していればその量は少量であり、浸入した水がスーツと身体の間に薄い水の層を形成する。水の層は体温ですぐに暖められるため、それにより冷たさを感じるのは短時間である。反面、スーツのサイズが大きすぎ、身体に密着しない部分があった場合、身体の動きに応じて水が出入りしてしまうため、保温性が大きく損なわれる。
したがって、着用に当たってはサイズを慎重に選択する必要があり、また着用者の身体のサイズに合わせて製作する、いわゆるフルオーダーメードも普通に行われている。
【ワンピース】
フルスーツともいう。長袖、長ズボン型で上下が一体となったもの。
【シーガル】
半袖、長ズボン型で上下が一体となったもの。
【ロングジョン】
袖なし、長ズボン型で上下が一体となったもの。
【スプリング】
半ズボン型で上下が一体となったもの。半袖型と長袖型がある。
【ジャケット】
タッパーともいう。上半身のみで長袖のものと半袖のものがある。ビーバーテールと呼ばれる、ずり上がらないための股がけを有したものもある。
【ボレロ】
上半身のみで袖なし。
【パンツ】
下半身のみ。半ズボン型と長ズボン型がある。

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ドライスーツ

ウエットスーツとは異なり、内部に水が浸入しない保護スーツである。
着用者の身体が外部の水に触れることがないため、汚染された水域や、気温や水温が低い時期の着用に適している。
型は全身一体のワンピース型で、特にダイビング用のものではブーツ、時にはフードやグローブまでが一体となっている。身体とスーツの間に何らかのアンダーウェアを着用することが前提のため、ウエットスーツ程身体に密着するようにはなっていない。
着脱は防水性の特殊なファスナーが付いた開口部を通じて行い、さらに柔らかいゴムでできた防水性シールにより首、手首、足首からの水の浸入を防いでいる。スキューバダイビングに用いられるドライスーツは、内部にエアを送り込むバルブを設けることで水圧下での締め付け(スーツスクイズ)を回避できるようになっている。
ヘルメット潜水で使用される潜水服も、ドライスーツの一種である。
【ネオプレンスーツ】
ウエットスーツに用いられるのと同じネオプレン生地を用いたスーツである。生地がある程度の保温性を有するためアンダーウェアは必要ないか、薄いものでよく、また身体に密着した構造にできるため、運動性に優れる。反面、生地の中に気泡を有するため、周囲の水圧により保温性と浮力が変化し、またシェルスーツと比較すると耐久性に劣る欠点がある。
【シェルスーツ】
生地に防水性の布地を用いたスーツである。生地に保温性はほとんどなく、別途スキーウェア状のアンダーウェアを着用する必要があり、またそのための余裕を持たせた構造になるため、運動性が若干制約される。反面、水圧による保温性や浮力の変化がなく、また強度や耐久性に優れた生地を使用できる利点がある。

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ウエイト

ウエイト 人間の比重は個人差もあるが約1(淡水と同程度)であり、海水などの塩水中では浮かんでしまう。 また、ウエットスーツなどの器材は浮力を有するため、これらを身に付けて潜水することは困難である。
したがって、スクーバダイビングでは金属(主として鉛)製の錘を身に付けることが必要になる。穴の開いた錘をナイロンなどの繊維でできたベルトに取り付け腰に装着する場合が多いが、ポケットに錘を入れたベスト状の器具(ウエイトベスト)や、BCに組み込まれたウエイト用のポケットを使用する場合もある。
緊急時に錘を捨てて浮上することができるよう、身体からワンタッチで取り外せるようになっている(クイックリリース)。

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Oリング

断面がO形(円形)の環型をしたゴム製の密封用(シール用)機械部品のこと。機材への流体の進入を防止したり、内部の流体が外に漏れないように密封するために用いる。
2つの部品を接触させる箇所において、固定もしくは往復させたい時に、部品同士の隙間からの流体の流出、もしくは流入を防ぐ場合に用いる。
2つの部品のどちらかに溝部を設け、その溝にOリングを装着し適度に圧縮することによって、油、水、空気、ガスなど多様な流体の漏れを防ぐことができる。

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ライフジャケット

ライフジャケット救命胴衣の事。











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ラッシュガード

摩擦や日差しから身体を守る薄手のウェアのこと。
ラッシュと略して呼ぶこともある。
沖縄では日差しがとても強いため使用されることをお勧めします。

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Cカード

ダイビング指導団体が、直接、またはフランチャイズを通じて実施する技能講習を終了した者に対し発行する技能認定(Certification)カードである。
ダイビング指導団体は、ほとんどの場合民間の営利企業(欧州等の一部地域には、非営利や公的な指導団体も存在する)であり、少なくとも日本では免許証と違いCカードを所持しないでスクーバ・ダイビングを行うことが法的に禁止されているといった類のものではない。
しかしながら、適切な知識・技量を有さない者がスクーバダイビングを行った場合、致死傷事故が発生する可能性が非常に高いことは容易に推定できることから、これらの者にサービスを提供してスクーバダイビングが行われた結果事故が発生した場合、事故を予見できたのに適切な対応(サービスの提供拒否など)を取らなかったとして刑法の業務上過失致死罪(211条)などの刑事責任や民法上の不法行為責任を問われる可能性が高い。このようなリスクを回避するため、レジャーダイバーにサービスを提供する者はそのほとんどがCカードの提示を求めており、これを所持せずにダイビングを行うことは事実上困難と言ってよく、その意味では許可証的な性質を有するものと言えなくもない。
また海外では法的にCカードを所持しない者のスクーバダイビングを法的に禁止していたり(オーストラリア)、Cカードを所持しないものに対するスクーバ・ダイビング器材の販売や貸与を禁止している(欧州)例もある。

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指導団体

NAUI指導団体とは、ダイビングの普及・ダイバーの育成を目的とする営利または非営利の団体。現在日本だけでも30あまりの団体があり、それぞれの理念に基づいてダイバーの教育、Cカードの発行を行っている。以下に主な指導団体を挙げる。

PADI‐パディ(Professional Association of Diving Instructors)】
1966年にアメリカで設立。全世界のダイバーの約60%が所属しているといわれる、名実共に世界最大のダイビング教育機関。
NAUI‐ナウイ(National Association of Underwater Instructors)】
1950年代はじめ、アメリカのカリフォルニアで発足したナショナル・ダイビング・パトロールを前身とする。
BSAC‐ビーエスエーシー(British Sub-Aqua Club)】
1953年、イギリスのロンドンで発足。チャールズ皇太子を名誉総裁に戴く、世界最古の伝統を誇るダイビング教育機関。
AII‐エーアイアイ/国際指導者連盟(Association of International Instructors)】
1959年にダイビング教育コースを開始した、U.S.YMCAスクーバプログラムを基本とし、安全にそして真に楽しめる自立したダイバーの養成と指導を提供できる国際的に通用する団体を目指し活動。世界水中連盟(CMAS)のメンバーとしても認められている。

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バディ(システム)

ダイビングを行うに当たって、2名以上でお互いが相手側の安全を確認し合うシステムである。単独で潜水する場合に比べ、緊急時の対応が取りやすくなるという安全対策でもある。このシステムは、潜水以外にも多くの安全対策手段として用いられている。 安全確認を行うパートナーをバディと呼ぶ。

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ログ

ログブック潜水場所、潜行日時、潜水時間、気温、水温、透明度などの環境要因などを含めた潜水の記録である。
日本においては遭遇した生物等の副次的な出来事を記録することに重点が置かれることが多いが、これは必須の記載要件ではない。
ログに記録されたダイビングの回数は、Cカードと共に潜水の技量を対外的に証明するものであり、非常に重要である。
また、証明としての信憑性を高めるため、ダイビングのためのサービスを提供した者、あるいは一緒にダイビングした者のスタンプないしは署名をその都度得ることが多い。
なお一般的に、ダイビングの回数は潜行・浮上の回数ではなく、使用したタンクの本数を基に、「1本」「2本」というように数える。

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マーカー・ブイ(フロート)

水上の船舶から水中のダイバーを発見することは非常に困難であり、船舶が航行する水域で潜水する場合には、事故(船体と衝突する、スクリューに巻き込まれる、水流で巻き上げられる)防止のために潜水中を示す標識を水上に設置する必要がある。
国によっては(北欧等)、船舶の航行の有無にかかわらず潜水標識の設置を法律で義務付けている場合もある。

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水中ライト

水中ライト水中で使用できるよう防水構造になっているライト。 水中では光の減衰率が大きい為、陸上で用いるライトよりも強力なライトが必要となる。 光源の種類は様々で、強力な物だとH.I.D(メタルハイドライト)やハロゲンライトが、手軽な物としてはLEDがある。前者は撮影用ライトなどに、前者はダイビング用ライトとして多く用いられる。



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水中ノート・スレート

スレート撮影器具や水中ライトなどの精密・電気(電子)機器は、水に対して弱い性質のものであるため防水構造とする必要がある。
防水は主にOリングなどのガスケットを用いて行われるが、機器が複雑・精密になればなるほど少量の浸水も許容されない(本質的な許容量のみならず、浸水により破損した際の経済的ダメージも大きい)ため、より高度な防水構造を備えざるを得ず、機器自体の価格も相俟って非常に高価なものになる傾向がある。

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リーフ(サンゴ

サンゴ礁礁。岩礁。サンゴ礁のこと。
造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つ。熱帯の外洋に面した海岸によく発達する。
造礁サンゴというのは、分類上の名前ではなく、サンゴ礁の形成にかかわるサンゴをまとめて呼ぶものである。刺胞動物のうち、定着性で、骨格を発達させるものを広い意味でサンゴという。骨格には、石灰質や骨質など、その成分にも違いがある。このうち、石灰質の固まった骨格を持ち、ある程度以上の大きさの骨格に成長し、しかもその成長の早いものを造礁サンゴという。造礁サンゴと言われるサンゴは、いくつもの分類群にまたがっているが、最も重要なのは花虫綱六放サンゴ亜綱イシサンゴ目に属するものであり、造礁サンゴの大部分を占め、世界で約800種が現存する。

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ドロップオフ

陸上の崖や断崖絶壁に相当する水中の地形のこと。
リーフエッジから断崖がほぼ垂直に海底に向かって落ち込んでいる。壁面は10数mから海底が見えない数100m にまで続くこともある。
ドロップオフのダイビングポイントでは、潮の流れが強くあたるため、回遊魚などの大型の魚類と遭遇する確率が高く、人気のダイビングポイントとなっているところが多い。
最大級のものでは2000m近く落ちているドロップオフもある。

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ドリフト

ボートダイビングのスタイルの一つ。
ダイバーはエントリー後は流れに身を任せてポイントを回り、ボートはダイバーの吐く泡を目印にしてダイバーの一団と平行して移動、流れの下流で浮上したダイバーを拾う。
ダイバーは浮上したらすぐにエグジットでき、流れに逆らって泳ぐ必要が無いため楽であるが、全員が同じ様に流されないといけないので、同時にエントリー、同時に潜降しないといけないので上級者向けのスタイルといえるでしょう。
回遊魚狙いのダイナミックなダイビングとなる場合が多い。

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アンカー

船をイカリをで止める(係留する)こと。


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クレパス

(岩などの)割れ目、裂け目を意味します。
岩にできた大きな亀裂のこと。小さなものはスリットと呼ばれる。
サイズは幅数mのものから数10mのものまでマチマチ。

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スクイズ

体内の空隙などが水圧によって押しつぶされたり引っ張られたりする現象をスクイズ(スクイーズ)という。
中耳腔のスクイズによって鼓膜が破れるおそれがある。鼓膜の損傷を防ぐには耳抜きという動作を行う。
副鼻腔や虫歯、マスク、ドライスーツも、スクイズを起こして痛みを感じることがある。潜行するにつれて、マスク内の空気が陰圧になることで、マスクが顔に押し付けられたり、ひっぱられたりして痛みを感じる現象をマスクスクイズと呼ぶ。
マスクスクイズを防ぐためには、鼻からマスク内に空気を送り込むマスクブローを行う必要がある。潜水前に飲んだ炭酸飲料の気泡により、胃腸に不快感をおよぼすこともある。

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減圧症

水中で高圧の環境に長時間暴露されることにより、体内の各組織には窒素などの気体が取り込まれる。浮上により周囲の圧力が低下してくると、組織に取り込まれた気体は徐々に放出されるが、このときの圧力低下が急速であると、体外への気体の排出が間に合わなくなり、体内に気泡が形成される。 この気泡が血管を閉塞して発症する疾患が減圧症である。
減圧症を発症しないためには、十分に遅い速度で浮上する必要があり、通常、潜水の分野で減圧と言えば、この目的で行う遅い浮上を示す。実際的には、浮上速度を長時間にわたってコントロールすることは非常に難しいため、一定深度で一定時間停止する、減圧停止と呼ばれる手順が用いられる。
潜水計画時において、減圧表(ダイビング・テーブル)と呼ばれる表から減圧停止を行わなくてはならない深度・時間を読み取る。
最近は事前の計画をせずに、ダイビングコンピューター(自動化した減圧表)を装着し、その指示に従って潜水する場合が多い。万が一、減圧症になってしまった場合の治療方法としては、現在、チャンバーという高圧機械の中に入る方法が主である。

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窒素酔い

窒素の麻酔作用によるアルコール酔いに似た症状のこと。窒素中毒ともいう。
個人差もあるが、概ね30mを超える程度まで潜ると症状が発現しはじめ、さらに深くまで潜水を続けると、感覚や思考が麻痺し、口からマウスピースを外したりするような危険な行動をとったりもする。浅いところへ浮上すれば、速やかに醒める。低水温、暗い海、視界不良、激しい運動は窒素酔いを増長する傾向にある。
呼吸ガス中の窒素分圧が高いことが原因なので、ヘリウムのような、麻酔作用の小さい低分子量のガスを主体とした呼吸ガスを用いることで回避できる。

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